校長が1学期に覗いた授業の中で、一番印象に残ったのがこの写真の授業(6月7日水曜日)です。
本校は総合学科ですが、その中の「総合サイエンス」系列の3年生の授業です。生徒のみなさんがお題の問題を、次々と説いてはみんなに解説するを繰り返していました。数学では「最後の答えは決まっている」ともですが、「解き方」は様々です。授業担当の教員ももちろん幾つかの答え方を準備して見守っていましたが、生徒の答えの中には教員が用意していたものより、「よりスッキリ!」。「より数学らしい式、良い答え方」もありました。「答えがわかった時点で満足」とせず、より良い途中経路、あるいはユニークな過程がないものかと思案している様子、良い感じであふれていました。