PTA講演会『身近にいる「外国にルーツのある子ども」』 令和2年1月11日(土)
NPO法人おおさかこども多文化センターの事務局長橋本義範さんと本校卒業生のスマンさんをお迎えして、PTA主催で実施しました。内容は、スマンさんの渡日から今に至るお話し(渡日してすぐのころに困ったことや本校在学中に頑張ったこと、今、目標にして外国語の専門学校で学んでいることなど)と橋本さんによる外国にルーツのある子どもの現状や課題についてのお話し&子どもたちの困り感を実感する体験ワーク、あわせて本校教員による中国茶のふるまいでした。
・体験ワークはスマンさんの母国のネパールで使われている文字、「デーヴァナガリー文字」で参加者が自分の名刺を作ろうというものでしたが、知らない文字では自分の名前を書くことすら本当に大変なことをつくづく実感しました。
・橋本さんのお話も加えて、今ではスラスラと日本語も使いこなしているスマンさんですが、「ひらがな」「カタカナ」「漢字」と3つの文字を使い分ける日本語は本当に大変だったろうとも実感できました。
・中国茶のよい香りの中で「日本語指導が必要な帰国生徒・外国人生徒入学者選抜実施校」である本校の役割や課題を保護者・教員で共有する大変に良い機会となりました。
・橋本さん、スマンさん、そして参加いただいたPTAのみなさま、本当にありがとうございました。