第40回茨木市国際親善都市協会英語スピーチ大会に参加させていただいた福井高校生が高校生の部で「１位」「２位」に入賞しました。
なかなかない機会をいただいたうえに、表彰までしてくださったことに深く感謝申しあげます。
１位に入賞したのは１年生のプラサンサさん。２位は２年生のハイダラさん。二人とも非英語圏から日本に来られて、母語のほか日本語も英語も頑張っている生徒です。二人の成果は総合学科で「日本語指導が必要な帰国生徒・外国人生徒選抜」を実施している本校ならではのことと思います。福井高校にはたくさんの帰国生徒・外国人生徒が在籍しています（本校ではコスモス生と呼んでいます）。日々が多文化共生の学校。母語のほか、日本語と英語もできる「トリプルリンガル」があたりまえにいる学校。日本語指導の生徒たちは苦労もたくさんしていますが、その分、いろいろな力が磨かれています。
また、日本の生徒で、たとえば英語がにがてな生徒も、日々あたりまえに外国文化にふれていますので、日本の生徒にも多様な価値観が育っています。良い意味でおもしろい学校だと思います。
校長
〇第40回茨木市国際親善都市協会英語スピーチ大会概要
主催：茨木市国際親善都市協会・茨木市・茨木市教育委員会
日時：令和5年10月29日（日曜日）
場所：茨木市福祉文化会館 5階（文化ホール）
内容：高校生の部は自由テーマで3分以内の弁論
〇写真は先日（９月９日）の文化祭でのコスモスのプログラムより。龍の舞とバンブーダンス。龍の舞だから舞っているのは中国の生徒だけ、バンブーダンスはフィリピンの生徒だけ、「ではない」ところもコスモスの良いところ。いろいろな国や地域の生徒がまじって認め合って活動しています。
